フィットネス系インフルエンサー×ダイエットアプリで月1,000万円超まで伸びたCal AI。
食事を記録するという面倒な行動を、写真を一枚撮る体験に置き換えたCal AI。公開されている収益の推移と、TikTokを中心とした拡散の設計から、インフルエンサー×アプリの伸び方を読む。

これはBivrostが制作したアプリの紹介ではありません。 世界で公開されているインフルエンサー×アプリの事例を、収益・プロダクト・配信の観点から紹介しています。数字は各公開情報の時点と定義に差があります。
まず、どれくらい稼いだのか。
IdeaIndexが整理した公開ケースでは、Cal AIは最初の数か月で売上を急速に積み上げています。ここで重要なのは、数字の大きさだけではなく、同じ「写真を撮る」という体験を、繰り返し動画で理解できる形にしたことです。
その後、MyFitnessPalの公式発表では、Cal AIは直近12か月で4,000万ドル超の売上を生み、買収に至ったと説明されています。開始直後の月次数字と、後から発表された年次売上は同じ指標ではありませんが、プロダクトが短期間で大きな事業になったことは確認できます。
機能を説明する前に、使う瞬間を見せた。
Cal AIの価値は、栄養学の説明を長く読むことではありません。食事を撮影すると、すぐに結果が返る。その一連の動作が、フィットネスや食事記録の動画にそのまま入ります。
動画の中で、3秒で理解できる。
Forbesの取材では、Cal AIはTikTokへの注力と、短時間で理解できるシンプルなプロダクト設計を成長要因として語っています。クリエイターの普段の投稿に「今日食べたものを撮ってみる」という行動を置けるため、広告だけの説明になりにくい。
クリエイターのテーマと、プロダクトの習慣を重ねる。
フィットネス、減量、筋トレ、食事管理。すでに視聴者が関心を持っているテーマの中に、毎日使う理由がある。これが単発の紹介を継続利用へ変える接点になります。
数字を、次の改善に戻す。
再生数だけで判断せず、クリック、インストール、継続まで見る。反応のよかった動画の構成をプロダクト側のオンボーディングや次の投稿に戻すことで、発信と開発が一つのループになります。
この記事は公開情報をもとにした独立したリサーチです。Cal AIまたは関係者との提携、Bivrostの制作実績を示すものではありません。参照:IdeaIndex公開ケース / MyFitnessPal公式発表 / Forbes取材 / 公式App Store。